KENRICK SOUNDについて
当ウェブサイトは2007年12月に名称を『JBL43Freak(JBL43フリーク)』から、屋号と同じ『KENRICK SOUND(ケンリックサウンド)』に変更いたしました。→ケンリックサウンドの由来そして、2009年11月に『ケンリックサウンド株式会社』として発足いたしました。
JBL43シリーズの大型スピーカーをレストアして20年(2024年現在)。もはやヴィンテージ品に類するであろうスピーカーたちですが、まだまだ現役を退かせるには惜しいポテンシャルを持っています。これらに新しい息吹を送り込み、当時と同じ熱い音を蘇らせるのが私たちの仕事です。米国工房との提携により、4350、4355など大型ダブルウーファーモデルの取り扱い数も拡大しました。
メーカーでもなければ、ただの修理屋でもない。『スピーカーレストアラー』という職業について、お話し致します。
一般的なショップでは、スピーカーの修理を行っていても受付窓口にしか過ぎず、実際の作業はメーカーや外注任せとなります。技術的な質問は営業窓口を通して、顔が見えない外部の修理担当者へ引き継がれることとなり、回答に時間を要するばかりか核心を突いた答えが返らず、釈然としないことが多くあります。
一方、ケンリックサウンドは代表取締役の私・細井を含む、全てのスタッフがスピーカー修理に携わる技術者であり、原則的に全部の業務を社内で完結します。また同時に全員が接客対応もこなします。お客様に近い立場でありながらも、それぞれが各分野のプロフェッショナルとして、スピーカーと対峙し、診断・修理・カスタムを手がけることが特徴です。
一口にスピーカー修理といっても、木工細工から電気工学に至るまで内容は多岐にわたります。業務は担当制となっておりますが、効率化に目的があるのではなく、適格性を備えた各自が専門の分野を受け持つことで、より高度なテクニックを追求できること、技能領域の熟達化に真意があります。
そして、本物の知識を持ったスタッフがお客様の応対をする。だからこそ一人一人のニーズを細かく酌み取ることができ、ダイレクトに商品に反映できるという強みがあるのです。
忠実な音の能力回復をもたらす高技能なスキルに加えて、非の打ち所がない外観・装飾の仕上げに至るまで、いかにして完成度の高い作品が生み出されるのか?それは、長年ヴィンテージスピーカーの修理・レストア、カスタム、チューンナップに特化して培った、際限なきノウハウと、いわばアートの領域を極める、ストイックなこだわりに支えられています。
技術一辺倒ではダメ。化粧で外見をごまかすだけの“まやかし”でもダメ。スピーカーたるもの良い音が引き出せなければ意味がありません。能力復元、美しさ、高音質、細部へのこだわりは当然のことながら、もう一つ大切な事柄があるのです。これらの要素を集約した頂点に秘められている、存在感=佇まいのオーラ。それが、パーフェクトレストアを目指す上で心がけるべき神髄だとケンリックサウンドは考えております。
何十年もの年月を、中には半世紀以上も時を経てきたスピーカーたちと向き合い、問題点を診ます。やがて修理方針が定まると、慎重にかつ手際よくレストア作業を進め、完成を目指します。新しい息吹を与えられたスピーカーたちは、今まさに工場で生まれたかのような輝きを放ち、時を超えて再び動き始めます。
オートクチュールを手がける最高峰デザイナーを思わせる美的感覚と、心のこもった一品料理を振る舞う一流料理人のような手さばきで、腕利きの名医が奇跡の施術をするかのごとく、スピーカーを作り上げるのです。
それが『スピーカーレストアラー』、我々の仕事です。
Team KENRICK SOUND - All the members are experts on Vintage Speaker Restoration.
スピーカー商品の購入ご検討の方は当社ショールームにて試聴していただけます。ご希望の方は確認希望商品の型番を添えてお問い合わせください。電話やFAXによるご相談・ご注文にも対応いたします。
代表取締役:細井研志
TEL: 03-5948-6056
FAX: 03-5948-6057
Mail: info@kenricksound.com
経営理念
1. 愉しみと歓びをかきたてるモノ造りを続けます。
いくつになっても胸躍る時間を大切にしてもらうべく、魅力高き製品の提供にこだわります。
2. 古き価値を尊び、新しき技術に柔軟であること。
優劣では計れない満足を提供することを第一に考え、新旧の良さを積極的に製品・サービスに生かします。
3. わずかなニーズであっても、情熱を持って開発に取り組みます。
お客様一人でもその期待に応え、喜びとします。ともに学び価値を分かち合うことを成果とします。
ショールーム
ストックルーム
JBL4350のレストア風景
JBL4350アーリーモデルのフルレストア風景(米国工房にて)
ケンリックサウンドへのリンク方法
テキストでのリンク、アイコンでのリンク、状況に応じて下記のタグを記載してリンクをお願いします。【テキストでのリンク】
ケンリックサウンド
<a href="http://www.JBL43.com/">ケンリックサウンド</a>
【アイコンでのリンク】
<a href="http://www.JBL43.com/">
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