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過去最高JBL LE8T搭載 常識を破る20cmフルレンジ アルニコ・エアベント加工 φ5.5純銀単線カルダスCPBP ケンリックサウンド版メヌエット JBL L75 Minuet |
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過去最高の出来に仕上がったJBL L75 Minuet メヌエット。これ、本当にフルレンジ+ドロンコーン!?という常識破りな音を放つ、SP-LE8T アルニコユニットの旨味を最大限引き出したスピーカーの登場です。動画で鳴っている音は、実際のスピーカーからも、まさしくこのままのスケールで鳴りますので誰もが驚きを隠せないでしょう。
後述の動画リストと重複しますが、以下動画にて今回のL75に施した加工と工夫、そして驚きの音表現を、同じユニットを搭載するJBL SP-LE8Tの解説を通して確認して頂くことが出来ます。
YouTube動画1これは素のL75 Minuetとは全く別物のスピーカーです。まずはじっくりと、上記動画をパソコンにヘッドホンを挿してお聴き下さい。その音こそが全てを物語っています。フルレンジユニット+ドロンコーン(パッシブ・ラジェーター) のみで、ここまでの再現性と何より感動を導くごく自然な響き。知らずのうちに涙が溢れてくるまでに素晴らしい音のスピーカーに仕上がりました。緻密で丁寧にレストア・カスタムを施した芸術スピーカーが紡ぎ出す実に自然で最高のサウンドです。シンプルこそ最大の醍醐味です。
L75の主役となるユニット、言わずと知れたJBLの8インチ・フルレンジユニットであるLE8Tは、直径20cmのユニット1本で全ての帯域を再生するという宿命から、ナチュラルな鳴りとは引き換えに中域に帯域バランスが偏るという特徴は絶対的なものであり、そのように割り切って使用される方がほとんどだと思われます。アンプ側のトーンコントロールやイコライザーで高域・低域を持ち上げて、何とかより良いバランスを引き出すというアプローチが旧来の方法ですが、その場合はどうしてもフルレンジの利点である抜けの良さや過渡特性が犠牲となってしまうわけです。
しかし、優れた過渡特性と抜けの良さに加えて、広い帯域を一切の補正をせずに引き出すという本来は相反する要素を兼ね備えたチューニングに成功しました。今回施した秘策の最大ポイントは、アルニコマグネット中央に備えた直径10mmのエアベントです。いくつかのJBL他ユニットには予め備わるこのエアベントですが、LE8Tは設計時から有しておりません。これを丁寧に超硬エンドミルを用いた加工を施し、コーンおよびボイスコイルが最大限振幅するよう空気孔を作るのです。この加工を実現するためには、一旦マグネット磁力を脱磁して、穴開け加工後に再度接着、そして再着磁という過程を経ます。作業前と作業後において磁力変化が起きないことを測定で確認しながら進めます。また、当社で専用設計のアルニコマグネットを製作することも可能であることから、次期モデルではLE8Tの既存アルニコマグネットの直径を二回り大きくした、より強力な仕様のユニットを用意することができるようになります。
歪なく最大振幅が可能となった駆動系パーツからは、十分な低域が引き出せる代わりに相対的な高域エネルギーが引っ込むことになります。そのバランスを整える目的でアルミセンターキャップはより薄く、そしてダンプスポンジを持たないものを選定して低域のみならず高域の再現性も向上させています。これらの工程はリコーンと呼ぶよりも、専用アッセンブルという領域です。半永久耐性のクロスエッジ、並びに組合わせるダンパーにも特長があります。4箇所スリット入りのエアベント機構を持った特製品となっております。これらの処理手順は、組合わせるキャビネット容積やバスレフ設計により調整度合いが常に異なりますので、インストールするキャビネットが変われば、それに応じた調整を施すことになります。パッシブユニットPR8には、ストロークを最大限に生かせるようにロール高を大きく形成した半永久耐性クロスエッジを装着しています。
もう一つの大きな特長は、スピーカー端子にCardas CPBPと呼ばれる特殊形状の銅無垢アダプタを採用していることです。このアダプタ直下に直径5.5mmの4N純銀無垢単線が組み合わされ、キャビネット内をストレートにユニットへ向かって結線されます。単線は圧延方向による音質良否が決まっており、これを正しく揃えることが肝要です。LE8T本体でこの極太純銀単線を受け止めるのは、やはり専用設計のテルル銅無垢削り出しターミナルです。そこからボイスコイルへと向かうリード線は、通常の錦糸線に変わって、4Nリボン線が担います。ボイスコイルへと導かれるこの一連の流れによって極めてストレートな信号伝達が実現しています。
キャビネットはピアノポリッシュ・サンバースト塗装仕上げです。塗装は仕上がりの品質が命です。光源やものが映り込んだときに波打つように反射面が歪む安直な塗装は技量不足です。表面がフラットで均一な輝きを放つ仕上がりまで磨き込んだ状態が目指すべき状態です。その様子が上記動画や下記特大画像でもご覧いただけると思います。美しいウッドグレインを生かした奥行きある光沢が最大の特徴です。高級ピアノと同一の加工、ポリエステル&ポリウレタン塗装の外装、そして艶を抑えたウォールナット・サンバースト塗装の組格子サランネットは、眺めていても本当に美しい状態です。なんと本来は合板剥き出しである背面にもウォールナット突き板加工を施し、塗装を行っています。どこから見ても美しい調度品のようなクオリティに驚かれることでしょう。
これは素のL75とは全く別物のスピーカーです。まずはじっくりと、YouTube動画をパソコンにヘッドホンを挿してお聴き下さい。その音こそが全てを物語っています。フルレンジユニットのみで、ここまでの再現性と何より感動を導くごく自然な響き。知らずのうちに涙が溢れてくるまでに素晴らしい音のスピーカーに仕上がりました。じっくりと時間を掛け、手間とコストを惜しまずに完成した最高のサウンドです。
他に何もいらないと思わせる音がするスピーカーです。
→→動画を再生する←←YouTubeでは、4K60pの圧倒的な高精細動画も再生可能。隅々まで詳細に見渡せる高画質です。再生動画右下の画質選択で「2160p60 4K」を選択。(PCの処理能力を要求します)YouTube動画1YouTube動画2YouTube動画3YouTube動画4YouTube動画5下記にて特大画像をご確認いただけます。
L75 Minuet 特大画像1L75 Minuet 特大画像2L75 Minuet 特大画像3L75 Minuet 特大画像4L75 Minuet 特大画像5L75 Minuet 特大画像6L75 Minuet 特大画像7
方式 | 1ウェイ・1スピーカー+パッシブラジエーター・ブックシェルフ型 |
ユニット | 20cmフルレンジコーン型(L75 Minuet)+ドロンコーン(PR8) |
インピーダンス | 8Ω |
最大許容入力 | 20W |
出力音圧レベル | 89dB(新JIS) |
仕上げ | ダークウォールナット・サテン塗装仕上げ |
外形寸法 | 幅230×高さ410×奥行210mm |
重量 | 5kg |
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