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耳を疑う音の良さ Mundorf 銅箔M-Coil採用 JBLオリンパス Olympus ケンリックサウンドから究極カスタム |
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JBL C50 Olympus KENRICK SOUND Version
前回の究極オリンパスカスタムの販売から数年ぶりに、再び最高水準のスピーカーが完成いたしました。ケンリックサウンドによるJBLオリンパスのスペシャルカスタムバージョン。
JBLオリジナルの個体をスペシャルモディファイしております。生音に近い『軽低音』。ガツンとくる図太い『重高音』。目指したのは、そんな生々しい描写力です。今回もステンレス無垢削り出しパーツをふんだんに用いています。
50年以上前に製造されたJBLオリンパスを基に、理想的な音を生み出すスピーカーをケンリックサウンドにて仕上げました。たおやかでも、時に鋭く、乾いた鳴りの中に、湿度を帯びた艶。相反する音の要素が実現するよう、長い時間をかけて最適なネットワークパーツ、クロスオーバーポイント、ユニット構成。キャビネット吸音材の分量と配置場所など、数多くのチューニングを施しています。
低域を受け持つウーファーには標準品のLE15Aではなく、エッジワイズド・アルミボイスコイルで新品リコーンを施した再着磁済み130Aをインストール、ペーパーエッジは特別な方法でエージングしたのち、同じくエージングを行ったパッシブラジエーターPR15と組み合わせています。共振周波数調整のためウェイトとバネ定数を軽量コーンの130Aに最適化しています。これこそが、瞬発力があって実体を伴う軽低音の源です。しかしそれだけでは、非力に空を切るのみでエネルギーある低域は引き出せません。後述の吸音材バランスや豪勢なネットワークへのこだわりと結びつき、初めてその能力を発揮します。
中高域を受け持つコンプレッションドライバーJBL375は再着磁を施し、JBL D16R2440ダイアフラムをインストールしています。純正のプラスチック製スロートから、ステンレス無垢製スロートに変更。純正のプラスチックスロートはキズやクラックが入りやすく剛性も低い上、樹脂の固有音の鳴きが乗るため、ダイアフラムの俊敏な発生音を効率よくホーンへと伝達できていないという課題があります。それを完全克服したのがこのステンレス製スロートです。音の違いにもはっきりと反映されているのが上記動画でも確認できます。交換には375を一旦脱磁し、パーツ単位に分解する必要があります。
脱磁後にスロート交換を行い新たに再着磁を施します。そこへステンレスブロックから削りだして製作したバブルバックカバーを装着。標準の砂型鋳物製アルミ合金のカバーに対して3倍の重量を誇り、内部の鏡面仕上げカーブは、ダイアフラムから発せられた反射音を巧みに合成、ステンレス製スロート部から放出して美しい音色を生成します。
高域を受け持つツイーター075には、ステンレス無垢イコライザーを装着した再着磁済み品に、新設計の当社オリジナルダイアフラムを組み込んでいます。ステンレス無垢イコライザーは切削跡が残るアルミ純正イコライザーとは異なり、鏡面仕上げにつきハイエンドまでシルキー、しかも質量三倍で余分な付帯音が乗りません。6.5kHzのハイパスフィルターを通し、375とつないでいます。JBL純正ダイアフラムと当社オリジナルダイアフラムとの構造、音の違いは、以下動画にてお確かめください。
https://youtu.be/w6tYFX6DJ6w
JBL純正ダイアフラム・・・フレーム素材=アルミ、厚さ=0.85mm、重量=6.1g KRSオリジナルダイアフラム・・・フレーム素材=真鍮、厚さ=1.46mm、重量=22.9g (振動板そのものの厚み、重量、素材は、JBL純正もKRSオリジナル品も同等)
お手持ちのツイーターダイアフラムを当社オリジナル品に交換するサービスも行っています。費用は、59,800円/本(税別)・・・ギャップ清掃、シリコンガスケット、非磁性体センターイコライザー用取付ビス含む(2405などの純正ネジは磁性体スチール品です)。以下オプションの同時実施も大変お薦めです。特に、ステンレス無垢削り出し075ホーンは、センターイコライザー、ホーンともに、ダイアフラムへの設置面形状と角度が、押さえつけすぎず、伸びやかに音が出るような特徴があります。つまり、ここもJBL純正の075とは意図的に設計を変えています。
再着磁・・・20,000円/本(税別)
金メッキ端子交換・・・23,000円/ペア(税別)
ステンレス無垢削り出し075ホーン換装・・・96,000円/ペア(税別)
http://jbl43.com/?pid=12738210
ネットワークは当社の専用設計。定数、減衰特性などテストを重ね追い込みを行っています。豪勢なアルミブロック削り出しシャーシをベースにマウントしたLCフィルターには、ドイツ・ムンドルフ社のオイル真空含浸・銀/金蒸着である最新高級コンデンサー、MCap EVO Silver/Gold/Oilを採用。高域のローカットフィルターとしてだけでなく、その極めて抜けの良い特性は、130Aへ向かう信号へも影響を与えます。ドライブ負荷から解放されたような優れた過渡応答は、まさに目が覚めるような鳴りをみせます。LF用コイルには同社の銅箔M-Coilを採用。究極的にハイレスポンスでローエンドまで深く沈み込む低音と自然な伸びの高域を確保しています。375および075のフィルター用コイルには、ファインメットカットコア(ナノ結晶軟磁性材料)コイルを専用製作しています。また、このコイルはフィルター用のみならず各帯域のレベル調整用アッテネーターとしての役割をかねています。ケンリックサウンドによる専用回路設計で、シンプルな構成を、豪勢なパーツで仕立てていることが、限りなくロスがない状態でアンプからの信号を各ユニットに引渡しができるポイントです。
アッテネーターに至っても、カットコアコイルのトランス式アッテネーターを採用。抵抗式アッテネータでは実現できなかった、高忠実度再生が可能となりました。10ステップ(2.0dB刻み)切り替えスイッチとの組み合わせでステップ切り替えのトランス式に改変しています。ネットワークを介していながらマルチアンプと変わらない鮮明度を維持します。
極めつけのキャビネットの仕上げです。塗装には最高級ポリエステル塗装にて仕上げています。艶やかなキャビネットの仕上がり通り、奏でられるサウンドは繊細且つ目を見張る奥行き感に長けています。塗装一つで音色をチューニングできるのはケンリックサウンドならでは。決して本来の“音”を壊すことなく、品質を引上げるという高度なメンテナンスです。キャビネット内部にはテストを繰り返し、最適な分量を導き出した新品吸音材をインストールしています。掲載中の動画でも片鱗は伝わると思いますが、ご来店の上で実際のご試聴を歓迎致します。遠方からでも是非、弊社にお越し頂き、その音、品質をお確かめください。楽器のピアノやギターと同じで、音の響きは塗装の出来映えに大きく左右されます。
凝固剤、吸音材、塗装により、箱の鳴きと鳴りを巧みにコントロールし、再着磁とコンマミリ単位のギャップ調整にてパフォーマンスを最大限引き出したユニットを、純度・鮮度を落とさない高品位なネットワークパーツで、マルチ駆動さながらの働きをさせた結果が、この素晴らしいオリンパスであります。
数ヶ月に及ぶレストア行程と多くの吟味パーツとノウハウによって、まさしく生々しい出音が得られるスピーカーが完成しました。できうる限りの贅を尽くした、他所では真似ができない完全レストア・オリンパスです。他のオリンパスは、古い音源の再生に関しては雰囲気良く鳴らせますが、現代ソースは、過度な箱鳴りで破綻し、高域は頭打ち、低域はコモリと詰まりを生じてしまい再現は、やはり厳しくなってしまいます。新旧どちらのソースでも、そしてあらゆるジャンルをも敏捷で重厚に気持ちよく鳴らせるオリンパスが、やはり最高峰と呼ぶにふさわしい個体です。
この音質!ぜひ動画をパソコンにヘッドホンを挿してお聴き下さい。
→→動画を再生する←←
YouTubeでは、4Kサイズの高精細動画も再生可能。隅々まで詳細に見渡せる高画質です。再生動画右下の画質選択で「2160p 4k」を選択。
YouTube動画1
YouTube動画2
YouTube動画3
YouTube動画4
YouTube動画5
YouTube動画6
YouTube動画7
YouTube動画8
YouTube動画9
YouTube動画10
下記にて特大画像をご確認いただけます。どこを見渡しても美しい仕上がりです。
Olympus 特大画像1
Olympus 特大画像2
Olympus 特大画像3
Olympus 特大画像4
Olympus 特大画像5
Olympus 特大画像6
Olympus 特大画像7
Olympus 特大画像8
【製品仕様】
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・ パッシブラジエーター方式 |
低域用ユニット | 38cmコーン型 130A |
中域用ユニット | ホーン型(375+HL88) |
高域用ユニット | ダイレクトラジエーター(075) |
パッシブラジエーター | 38cmコーン型(PR15) |
ネットワーク | KRSカスタムネットワーク |
クロスオーバー周波数 | 450Hz、10kHz |
インピーダンス | 8Ω |
指向性 | 120°(水平)、 45°(垂直) |
音圧レベル | 95dB |
許容入力 | 125W(連続プログラム) |
外形寸法 | 幅1020×高さ670×奥行510mm |
重量 | 95kg |
オークションや中古ショップで、価格が安いという理由だけで状態が芳しくない個体やジャンク品を入手されて、ご自分で修理する費用が予想以上に発生したり、思わぬ不具合に当たり修理不能だったなど、苦い経験をされたことはありませんか?
例えオーディオ店で扱われている品物でも、キャビネットの傷や付属品の不足が激しいなど、決して良質とは呼べないものも多く見受けられます。
ケンリックサウンドでは、JBLスピーカーのメンテナンスとして基本的なウレタンエッジ交換に始まり、キャビネットのクリーニング、またはツキ板交換、アッテネーターのクリーニング、または新品交換や、ユニット内部、ネットワークの点検、欠損パーツの補修、そしてオプションサービスでのオーバーホールから、カスタムメイドまで・・・、末永く今後も安心してお使い頂けるように万全の整備体制を整えてメンテナンスに臨んでおります。ここまで細部に至るまで手をかけられるのは、JBL43XX専門店のケンリックサウンドだからできるサービスです。
ご予約による販売も承っているため、メンテナンス完了してもウェブサイトに紹介されずに直接お客様の元へ渡っていくスピーカーたちが増えています。ウェブサイトだけを頼りにお待ちいだいる方にはご不便をおかけして申し訳ありません。
ご購入から原則
1年間の保証がつきます。保証期間を過ぎても専門店ならではのパーツ完備により、あらゆる修理・補修に柔軟に対応いたします。JBL社で取扱中止となっているパーツでも当店が保管しているものも存在します。
JBL43シリーズを常に多く手掛けておりますので、後々の下取りアップグレードでも大いにお力になれます。4343からダブルウーファーの4350へ下取り差額交換されたり、引っ越しに伴いスピーカーの縮小化などでも、適切なモデルのご紹介が可能です。
ウレタンエッジの寿命(一般使用下にておよそ10年)が訪れても当店でエッジ交換を承れます。専門店ならではの安心感は価格を超えた付加価値です。
当店ウェブサイトの
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