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KRS 4344 JBLオールアルニコ 再着磁 SilverGold Z-Cap採用 最高峰カスタム外部ネットワーク |
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KENRICK SOUND 4344 (KRS 4344)、オールアルニコカスタム。ホワイトコーン135A搭載スピーカーのペア販売です。まずはこの音質!ぜひ上記動画をパソコンにヘッドホンを挿してお聴き下さい。様々なジャンルの楽曲を、まるでマルチドライブにて鳴らしているかのような高い再現性ですが、これが最高グレードの4344サウンドです。
100〜200Hzあたりの腹に響くような低音を巷では重低音と呼びます。しかし、ことピュアオーディオにおける“重低音”という形容はあまり褒められた状態ではありません。音色がなくダブついた鈍いベースサウンドを揶揄して指すことが多く、これはアンプ側でブーストしたり振動板の質量を大きくすれば得られるサウンドです。むしろ量感を伴いながらもきびきびと応答する生音に近い“軽低音”を再現することの方が難しいのです。
この4344は、キレが特徴のアルニコマグネット・ウーファーの中でも、特にハイレスポンスなホワイトコーンの135Aをインストールしました。まさに素晴らしい軽低音を再現できるユニットであります。
JBL 135Aは、非常にレアで、先代の4343アルニコモデルに用いられる2231A(コンシューマーモデルでは136A)とも異なる性質と特徴を持っています。ボイスコイル先端に、ダイキャスト製マスコントロールリングを備える2231A(136A)に対して、コーン紙表面のアクアプラスがその役割を果たします。2231A(136A)よりも相対的に軽めの振動系は、当社専用設計のKRS人工セーム革エッジと相成り、130系のウーファーが持つ軽やかさと、質量リング搭載の最低周波数を伸ばしたウーファー類の、両者の良さを兼ね備えた存在となっています。このウーファーは、とことんパワーのあるアンプを組み合わせてコントロールするのがベストでしょう。上記の動画でもその特徴を感じ取ることができると思います。
実は、4344の始祖である4341に本来備わるウーファーは、後期型に採用された2231Aではなく、ホワイトコーンの2230Aでした。2230Aが組み合わされている初期型4341は非常にレアですので、なかなか見かけることはないと思います。2230Aといえば、かの
4350初期型にも搭載される希少なウーファーですが、これのコンシューマーモデルが135Aになります。つまり、このKRS 4344スペシャルは、4341初期型にほぼ近いユニット構成なのです。
では、なぜ4343ではなく、わざわざ4344のキャビネットをベースにオールアルニコ構成にしているかの理由についてです。4344キャビネット採用の訳は、そのキャビネット剛性の高さゆえです。先代の4343のキャビネットは、縦置きレイアウトのみならず横置きに対応させる目的で、バッフルパネルの上側半分が、ボルト脱着式で90度単位で組み替え可能な構造となっておりました。この仕組みと、バッフル板素材がパーティクルボードであることによって、大振幅に対する踏ん張りがやや弱いという点が挙げられるのです。
一方、4344のバッフルは積層合板1枚パネルで、超音波融着にて成り立っている、キャビネット全体を構成する一側面のパネルです。パフォーマンスを大きく高めた本カスタムスピーカーでは、この剛性の高さも効果を上げております。今回のバッフル表面はバーズアイメープル天然木突き板による仕上げです。剛性の高いバッフルでユニットを強固に保持し、正確なストロークによって生成された響きをキャビネット全体で適度に鳴らす、という理想型のコントロールを実現しています。新品交換を行った内部吸音材の分量バランスによる調整も欠かせません。
キャビネットのサイド面はオックスブラッドピアノ塗装ポリッシュ仕上げ。ピアノ塗装は仕上がりの品質が命です。光源やものが映り込んだときに波打つように反射面が歪む安直な塗装は技量不足です。表面がフラットで均一な輝きを放つ仕上がりまで磨き込んだ状態が目指すべき状態です。その様子が上記動画や下記特大画像でもご覧いただけると思います。美しいウッドグレインを生かした奥行きある光沢が最大の特徴です。木目をつぶしていませんので、これはベース素材が悪い個体では施せない塗装仕上げでもあります。
ピアノ塗装とは、ポリエステル塗料を数百μ塗装し表面を平滑に研磨をした後、バフとコンパウンドで磨いて光沢を出した塗装のことです。7〜8回の塗り重ねを行い蛍光灯を当てながら目線を移動しても凸凹としない、平滑な仕上げにするのが品質の高いピアノ塗装です。鏡面(平滑な面)で光沢のある塗装をすべてピアノ塗装と表現しているところがあり、ウレタンやラッカー塗料で磨いたものや、UV塗料を使用し、磨き仕上げを行なった塗装まで、「ピアノ塗装」と偽っていることがありますからご注意ください。表面がゆず肌のようにデコボコとしている低い品質にも要注意です。
楽器のピアノやギターと同じで、音の響きは塗装の出来映えに大きく左右されます。艶やかなキャビネットの仕上がり通り、奏でられるサウンドは繊細且つ目を見張る奥行き感に長けています。塗装一つで音色をチューニングできるのはケンリックサウンドならでは。決して本来の“音”を壊すことなく、品質を引上げるという高度なメンテナンスです。また、キャビネット内面には全面に特殊含浸材を塗布しており、外面の硬質なポリエステル&ポリウレタン塗装とのコンビネーションによって、最高の音を引き出すために大切な要素となっています。
ユニット構成はオールアルニコユニット(135A、LE10A、LE85、075)にアルミ青銅無垢削りだしホーン&クランプ。
全てのユニットは再着磁を行った上で、ウーファー、ミッドバスには、当社にて金型製作を行ったKRS人工セーム革エッジを使用。音の切れを司る要となるダンパーもすべて新品交換。ドライバーJBL LE85は、分解後チューニング・再アッセンブルを行い、吸音材新品交換の上、アルミ青銅削りだし2307ホーンをインストール。贅沢にもJBLの1インチドライバー用としては最も音が良い、JBL D8R2410タイプ・アルミタンジェンシャルエッジ・ダイアフラムに新品交換を行っています。ツイーター075は分解後チューニング・再アッセンブルを行い、アルミ青銅削りだしの075イコライザーを装着。ウーファー固定用にも金属疲労の起こらないアルミ青銅クランプを装着しています。テフロン銀メッキ内部配線で結線した全てのスピーカーユニットは、背面の大型金メッキターミナルに4ch分それぞれ独立して導かれます。
そして最大の特徴でもある、市販品では決して目にすることがない、超贅沢な構成パーツにより組み立てられた、専用外部ネットワークの設計が、この音を支えています。
パワーアンプさながらの外部式ネットワークには並々ならぬ強いこだわりがあります。デンマーク・Jantzenの最高級メタライズドポリプロピレン・フィルム・コンデンサー、SilverGold Z-Cap および、Silver Z-Cap をはじめ、すべてのフィルター用コイルには、ファインメットカットコア(ナノ結晶軟磁性材料)コイルを専用製作しています。また、このコイルはフィルター用のみならず各帯域のレベル調整用アッテネーターとしての役割をかねています。ケンリックサウンドによる専用回路設計で、シンプルな構成を、豪勢なパーツで仕立てていることが、限りなくロスがない状態でアンプからの信号を各ユニットに引渡しができるポイントです。他にも非磁性体金メッキターミナルや、ステアタイト絶縁体MILスペックハイグレードスイッチなど、高音質パーツを惜しげなくウォールナット無垢ケースに収めた、本物のクロスオーバーです。
背面の切替スイッチのみで、シングルアンプ駆動、バイアンプ駆動、バイワイヤー接続、クアッドアンプ接続(4wayマルチ)、全てに対応するという究極品です。(この外部式ネットワークの単品製作も承ります:ペア価格・・・1,650,000円)
オールアルニコユニットをウーファーからツイーターまで8本、全て再着磁、そしてアルミ青銅ホーンやアルミ青銅クランプをインストール、最高峰の外部ネットワークがセットになっています。贅の限りを尽くした最高グレード品。動画越しでも弊社製作スピーカーがいかに素晴らしいクオリティかが伝わるかと思います。遠方からでも是非、弊社にお越し頂き、その品質を直接お確かめください。
→→動画を再生←←YouTubeでは、4Kサイズ60fpsの圧倒的な高精細動画も再生可能。隅々まで詳細に見渡せる高画質です。再生動画右下の画質選択で「2160p60 4K」を選択。(ただしPCの処理能力を要求します)YouTube動画1YouTube動画2YouTube動画3YouTube動画4YouTube動画5YouTube動画6YouTube動画7YouTube動画8下記にて特大画像をご確認いただけます。
KRS 4344 特大画像1KRS 4344 特大画像2KRS 4344 特大画像3KRS 4344 特大画像4KRS 4344 特大画像5KRS 4344 特大画像6KRS 4344 特大画像7KRS 4344 特大画像8KRS 4344 特大画像9KRS 4344 特大画像10【製品仕様】
方式 | 4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式 |
ユニット | 低音用:135A 中低音用:LE10A 中高音用:ホーン型(LE85+C6191製2307 horn) 高音用:ホーン型(075 + C6191製2402 horn) |
再生周波数帯域 | 35Hz〜20kHz(±3dB) |
ターミナル | シングル、バイアンプ、バイワイヤー、4wayマルチアンプ駆動、全て切り替え対応 |
指向性 | 60゜×30゜(16kHz) |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 93dB/W/m |
許容入力 | 75W(ネットーワーク時) 75W(300Hz以下) 75W(300Hz以上) |
エンクロージャー容積 | 156L(ウーファー)、14L(ミッドウーファー) |
外形寸法 | 幅635×高さ1051×奥行435mm |
重量 | 100kg |
新品JBL純正生地・バーガンディカラー・サランネット×2枚、KRS 2308音響レンズ(プラスチック製新品レンズ)×2個、標準付属品すべて完備日本国内のKENRICK SOUNDオフィスで行えるのは、レストア、メンテナンスまでですが、アメリカのKENRICK SOUND工房では、完璧なリビルトならびに、フルレストア品の製作が可能です。キャビネットに使われる板材や規格、全てJBLそのものです。
詳しくはこちらのブログ記事をご参照ください。
かつて日本国内でもキャビネット製造メーカーが優秀なプロダクトを作っていましたが、そもそも板材がオリジナルとは異なり、Tナットがミリ規格であったり、ツキ板の厚みが薄く、経年で気泡を含み、また湿気で剥がれるなど、どこか欠落があったものです。
しかし、KENRICK SOUNDでは、寸分たがわぬ複製と工法にてJBLのキャビネットそのものを作り、更にはオリジナルの品質を凌駕する工夫を随所に施してあります。内部補強材の材質をパインからイエローポプラに変更、また美しいウォールナット・ツキ板のウッドグレインにある表情の連続性を守り、キャビネット全周に渡り木目が続くようにツキ板を張っていきます。ウォールナットのステイン・オイル仕上げは手間と時間をかけ何層にもコーティングを施します。
写真だけでは伝わらない品質の高さと優れた音響特性に、絶対の自信を持っています。
ご購入から原則
1年間の保証がつきます。保証期間を過ぎても専門店ならではのパーツ完備により、あらゆる修理・補修に柔軟に対応いたします。JBL社で取扱中止となっているパーツでも当店が保管しているものも存在します。
JBL43シリーズを常に多く手掛けておりますので、後々の下取りアップグレードでも大いにお力になれます。4344からダブルウーファーの4350へ下取り差額交換されたり、引っ越しに伴いスピーカーの縮小化などでも、適切なモデルのご紹介が可能です。
ウレタンエッジの寿命(一般使用下にておよそ10年)が訪れても当店でエッジ交換を承れます。専門店ならではの安心感は価格を超えた付加価値です。
当店ウェブサイトの
Q&A よくある質問をご覧いただくか、
メールまたお電話(03-5948-6056)にてお問い合わせください。スピーカーをご購入いただいた世界中のお客様からコメントと画像をお寄せいただいく
「お客様の声」コーナーもご参照ください。
提携輸送会社によるお届け。送料は関東近郊であれば、
21,600円です。ケンリックサウンドでは全てのスピーカーに
専門家による重梱包を施します。梱包費用が
6,480円です。お支払いは
スピーカー代金+梱包費用+送料です。
お振込先は
【ジャパンネット銀行】です。
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