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JBL 4350 “最”初期型ホワイトコーン JBL 2230A搭載 オールアルニコ超希少モデル ケンリックサウンド新品リプロダクト オリエントコアコイル & Silver Z Cap採用ネットワーク |
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ブラックバッフルタイプ・ホワイトコーンウーファー仕様の、オールアルニコモデルです!こちらは現在取扱中である「
JBL 4350 初期型ホワイトコーン」よりも、さらにさらに貴重な、4350AWXアーリエストモデル(最初期型)であり、非常に希少性が高い4350の新品リプロダクト品となります。
まさしくお宝物のこのモデルは、JBLが1973年に限定で製造したモデルの中でも、およそ6ヶ月しか製造されなかったタイプになります。初期型ブルーモデルの登場はその後になります。オーダー製のため、限られたセットしか存在せず、もちろん日本代理店での扱いもありません。
2230Aホワイトコーン(ホワイトフォームエッジ)、馬蹄金具による2405の固定、バッフル手前に位置するブランクパネル、ホワイトダボ、ミッドバスのバックチャンバーを支持する木ねじがバッフルと背面パネルからサンドイッチ構造になっている点・・・すべて4350アーリーモデルの特徴です。
米国・イリノイ州の当社工房にてJBL専門熟練工により再現された4350です。キャビネットはJBL純正と同一の高密度チップボード用いてホゾ組み、組み立て、接着を行います。もちろんブレイス位置や袴の構造、天吊りアイボルトや、吸音材に及ぶまで、全てJBLに準拠します。ケンリックサウンド米国工房では、細部にわたりJBLを再現するこだわりがあります。JBLを知り尽くしたキャリア40年以上のエキスパートにより、本当に完璧にフルレストアされた、ほぼ新品デッドストックと呼べる内容に仕上がっています。もちろん、音響レンズ、サランネットともに揃っており、付属品はすべて完備しております。
各部工程については、言葉で説明するよりも、画像を確認して頂く方がお分かりになるかと思いますが、私が太鼓判を押すような、非の打ち所がないほどのパーフェクトな仕上がりです。寸分違わず精巧に描かれた十数枚にも及ぶ図面を元に、丁寧に組み上げられています。JBL純正のウォールナット突き板というのは、側板、天板、底板、それぞれ別の部位から取れた突き板を使っているため、木目に連続性がありません。しかし、ケンリックサウンド工房では、美しい木目が連続して続くように、側板〜天板〜側板〜底板に、同じシートの連続した突き板を用いるこだわりがあります。
ウーファーは38cm口径ウーファーを2本パラレルに接続していること。これにより高耐入力と高出力特性を確保、圧倒的な音圧レベルと優れた低域特性を実現しています。構成ユニットには38cm口径ホワイトコーンウーファーJBL 2230A(アルニコ)、大容量サブチャンバーに搭載した30cm口径ミッドウーファーJBL 2202A(アルニコ)、高能率・広ダイナミックレンジを誇るアルニコドライバー2440+ホーンレンズ、9kHz以上を再生する2405(アルニコ)を採用しています。初期型タイプは、2405が馬蹄金具によりバッフルに固定され、ブランクパネルはバッフル内側ではなく、外側に位置するのがポイントです。
ホワイトコーンのJBL 2230Aは、非常にレアで後の4350Aに用いられる2231Aとは異なる特徴を持っています。ボイスコイル先端に、ダイキャスト製マスコントロールリングを備える2231Aに対して、コーン紙表面のアクアプラスがf0を下げる役割を果たします。2231Aよりも相対的に軽めの振動系パーツは、ダンピングの強いホワイトフォームエッジと相成って、JBL 130系のウーファーが持つ軽やかさと、質量リング搭載の最低周波数を伸ばしたウーファー類の、両者の良さを兼ね備えた存在となっています。このウーファーは、とことんパワーのあるアンプを組み合わせてコントロールするのがベストでしょう。上記の動画でもその特徴を感じ取ることができると思います。
また、後発である
ブルーバッフルの初期モデルとの違いは、2440ドライバーを支えるメタルブラケットが存在しないということです。これはバッフル面のビス頭を見れば確認できることなのですが、メタルブラケット用のフロントバッフルからリアパネルに渡された支柱が存在しない分、ビスの数が少なくなっています。リアパネルのビス構成も異なるのが特徴です。
KRSオリジナルネットワークには、デンマーク・Jantzenの高級メタライズドポリプロピレン・フィルム・コンデンサー、Silver Z-Capをフィルター用として使用。コイルは新開発となる当社オリジナル・オリエントコアコイルを搭載しました。内部配線材には受注生産品である3.8sqテフロン銀メッキワイヤーを採用、低音の深さと音階の描き分けが秀逸で、とにかくその出音には感涙するほど。どっぷりと長時間浸れる魅力があり、私自身の目と耳ですべてをチェックしており、決して後悔しない品質と呼べる自信があります。製作過程、使用材料、精度、いずれにおいてもオリジナルを遵守し、フロントバッフル、側面、背面、底面、内部、構造、カラー、素材、サイズ、どれひとつとってみても、最高品質です。お手元に届いてから、決して後悔させない自身と誇りがあります。
やはりダブルウーファーの存在が大きく、腹に沈み込ませるような低域、また低域の描き分けがシングルモデルに比べて多彩に表現できます。4350Bに比べ、ダブルウーファーがアルニコであることによって、圧倒的な切れの良さが目立っています。いつかはダブルウーファー・・・という憧れに恥じない逸品、そして、入手困難な数少ないホワイトコーンモデルです。心地よい鳴りっぷりに存分と浸ってください。
下記動画にて、ほとばしる音の粒を体験できます。パソコン越しにも関わらず、ここまで素晴らしい再現音に驚かれることでしょう。ヘッドホン装着での試聴をお勧めします。→→動画を再生する←←YouTubeでは、4K60pの圧倒的な高精細動画も再生可能。隅々まで詳細に見渡せる高画質です。再生動画右下の画質選択で「2160p60 4K」を選択。(PCの処理能力を要求します)YouTube動画1YouTube動画2YouTube動画3YouTube動画4YouTube動画5下記動画は、同型の4350を納品した際の搬入の様子です。
→→動画を再生する←←製作者:リック氏による、お客様訪問時の動画です。
→→動画を再生する←←非常にレアなJBL4350最初期モデル、ホワイトコーンバージョン。私自身もぜひコレクションに入れたいほどお勧めのスピーカーです。4350 特大画像14350 特大画像24350 特大画像34350 特大画像44350 特大画像54350 特大画像64350 特大画像7【製品仕様】
方式 | 4ウェイ・5スピーカー・バスレフ方式 |
ユニット | 低音用:2230A ホワイトコーン×2 中低音用:2202A 中高音用:ホーン型(2440+2311) 高音用:ホーン型(2405) 高域側ネットワーク:3107 |
定価 | - |
許容入力 | 200W(250Hz以下)、100W(250Hz以上) |
周波数特性(±3dB) | 30Hz〜20kHz |
出力音圧レベル
| 95.5dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 250Hz(外部チャンデバにて12dB/oct)、1.1kHz、9kHz |
ターミナル | マルチアンプ駆動 (外部ネットワーク必要) |
インピーダンス | 4Ω(低域側)、8Ω(高域側) |
エンクロージャー容積 | 269L(ウーファー)、45.3L(ミッドウーファー) |
外形寸法 | 幅1210×高さ889×奥行508mm |
重量(1台) | 118kg |
KRS 2308音響レンズ、サランネットともに揃っており、付属品はすべて完備しております。ダブルウーファーのホワイトコーンはリコーンや再塗装などされていないオリジナルのまま、エッジとダンパーを新品交換してあります。その他のユニット、ネットワーク・コンポーネントなど、すべてJBLオリジナルです。
【製作・レストア工程】
・ウーファー、2230A×4本は全て新品KRSセーム革エッジと、新品ダンパーに張替え済み。
・ミッドバス、2202A×2本はリコーンキットにて新品リコーン済み。
・コンプレッションドライバー分解清掃・調整、吸音材新品交換
・ツィーター分解清掃・調整
・ネットワークは、Jantze Silver Z-capコンデンサーと新規製作オリエントコアコイルによるKRS製作品
・キャビネット二台、新品製作(内部吸音材新品)
・サランネット4枚は、新品製作品(JBL純正ネイビーネット生地)
・スピーカーターミナルには、直径8mmのスピーカーケーブルや、バナナプラグ接続にも対応する大型金メッキ端子を装備。日本国内のKENRICK SOUNDオフィスで行えるのは、レストア、メンテナンスまでですが、アメリカのKENRICK SOUND工房では、フルレストアはもちろんのこと、完璧なリビルトならびに、カスタム製作が可能です。キャビネットに使われる板材や規格、全てJBLそのものです。
詳しくはこちらのブログ記事をご参照ください。
かつて日本国内でもキャビネット製造メーカーが優秀なプロダクトを作っていましたが、そもそも板材がオリジナルとは異なり、Tナットがミリ規格であったり、ツキ板の厚みが薄く、経年で気泡を含み、また湿気で剥がれるなど、どこか欠落があったものです。
しかし、KENRICK SOUNDでは、寸分たがわぬ複製と工法にてJBLのキャビネットそのものを作り、更にはオリジナルの品質を凌駕する工夫を随所に施してあります。内部補強材の材質をパインからイエローポプラに変更、また美しいウォールナット・ツキ板のウッドグレインにある表情の連続性を守り、キャビネット全周に渡り木目が続くようにツキ板を張っていきます。ウォールナットのステイン・オイル仕上げは手間と時間をかけ何層にもコーティングを施します。
レストア作業も完璧そのものです。JBLと同一のツキ板を利用した張り替え作業は、現在アメリカの工房のみで行っております。
写真だけでは伝わらない品質の高さと優れた音響特性に、絶対の自信を持っています。
ご購入から原則
1年間の保証が付与されます。保証期間を過ぎても専門店ならではのパーツ完備により、あらゆる修理・補修に柔軟に対応いたします。JBL社で取扱中止となっているパーツでも当店が保管しているものも存在します。
JBL43シリーズを常に多く手掛けておりますので、後々の下取りアップグレードでも大いにお力になれます。4343からダブルウーファーの4350へ下取り差額交換されたり、引っ越しに伴いスピーカーの縮小化などでも、適切なモデルのご紹介が可能です。
ウレタンエッジの寿命(一般使用下にておよそ10年)が訪れても当店でエッジ交換を承れます。専門店ならではの安心感は価格を超えた付加価値です。
当店ウェブサイトの
Q&A よくある質問をご覧いただくか、
メールまたお電話(03-5948-6056)にてお問い合わせください。スピーカーをご購入いただいた世界中のお客様からコメントと画像をお寄せいただいく
「お客様の声」コーナーもご参照ください。
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