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少量ながらしっかりとメンテナンスを経た中古『JBL43XX』、15インチウーファーを有する大型スピーカーをメインとして良質なヴィンテージ品、カスタム製作品をご紹介していきます。JBL4312 JBL4343 JBL4344など。

代表手記 >>>

営業日(は休業日)
営業時間 9:00~18:00


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チタンダストキャップによる渦電流電磁ブレーキ回避 純銀単線エナメル巻コイル搭載
JBL C37 Rhodes ローズ マリングレード米松合板ケンリックサウンド新品精巧リプロダクト
型番 rhodes-5
販売価格 2,530,000円(税込)
在庫数 在庫 0 ペア 売切れ中
-SOLD OUT-


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チタンダストキャップによる渦電流電磁ブレーキ回避 純銀単線エナメル巻コイル搭載
JBL C37 Rhodes ローズ マリングレード米松合板ケンリックサウンド新品精巧リプロダクト

麻布十番『AlNiCan Rhodes Bar』アルニカン・ローズ・バー、春日部・キャバクラ『リオン』にも導入され、その音の良さが際立っているキャビネット全面にマリングレード米松合板を使用したケンリックサウンド精巧リプロダクトスピーカーを、さらにブラッシュアップしたのが今回の個体です。

今回、D130ユニットには初となる、チタン素材センターキャップを採用することにより、アルミ素材センターキャップではボイスコイルおよびマグネット磁気回路内で生じる渦電流と電磁ブレーキによる音の濁りから解放され、低域の伸びのみならず、高域の伸びもさらに向上しています。リムショットの角度やオープン・クローズの差異すら知覚できてしまうほどのレベルに到達しているわけです。これは、一足先に完成した、SANSUI 2115 (LE8T)で初採用となったチタン素材センターキャップの大きな改善効果を応用したものとなります。

また、Rhodesには初めてとなる当社オリジナル製作の純銀単線エナメル巻オリエントコアコイルも採用しております。なお、定評のあるウーファーマグネットからの漏洩磁束をフィルター用コイルの発生磁界と位相を揃え、よりなめらかで強力な振幅を得るという特徴はそのままに、アッテネーター用カットコアコイルの発生磁場とも方向を合わせることで、さらに踏み込んだチューニングが可能となりました。本来は隣接するコイル同士は距離を開き、コアが直交するように配置しますが、正確な良性配置方向を割り出し、互いに協調させることで、より理想的な音を引き出すことに成功しています。

約60年前に設計されたJBLローズを、理想的な音を生み出すべく、ケンリックサウンドのノウハウを注ぎ込み、全て一から作り上げました。たおやかでも、時に鋭く、乾いた鳴りの中に、湿度を帯びた艶。相反する音の要素が実現するよう、時間をかけて最適なネットワークパーツ、クロスオーバーポイント、ユニット構成など、数多くのチューニングを施しています。とりわけ50〜60年代のスピーカーシステムにおけるキャビネットは、ピアノの響板にあたる役割を果たします。マリングレード米松合板で素直で美しい共鳴が音の余韻に膨らみを与え、JBL D130の瞬発的な出音に色気と豊かさをもたらしていることが掲載動画でもお分かり頂けると思います。

生音に近い『軽低音』。ガツンとくる図太い『重高音』。目指したのは、そんな生々しい描写力です。

ユニット構成は王道にして最高の相性を誇る2way、JBL D130 + 075です。エッジワイズド・アルミボイスコイルで新品リコーンを施した反転着磁(※内容後述)済みD130をインストール、ギャザードペーパーエッジは特別な方法でエージングしたのち、ステンレス無垢イコライザーを装着した反転着磁(※内容後述)済み075を組み合わせました。ステンレス無垢イコライザーは切削跡が残るアルミ純正イコライザーとは異なり、鏡面仕上げにつきハイエンドまでシルキー、しかも質量三倍で余分な付帯音が乗りません。ダイアフラムは、新設計の当社オリジナル品を組み込んでいます。JBL純正との構造の違いと音の違いは、以下動画にてお確かめください。
https://youtu.be/w6tYFX6DJ6w

JBL純正ダイアフラム・・・フレーム素材=アルミ、厚さ=0.85mm、重量=6.1g KRSオリジナルダイアフラム・・・フレーム素材=真鍮、厚さ=1.46mm、重量=22.9g (振動板そのものの厚み、重量、素材は、JBL純正もKRSオリジナル品も同等)

お手持ちのツイーターダイアフラムを当社オリジナル品に交換するサービスも行っています。費用は、59,800円/本(税別)・・・ギャップ清掃、シリコンガスケット、非磁性体センターイコライザー用取付ビス含む(2405などの純正ネジは磁性体スチール品です)。以下オプションの同時実施も大変お薦めです。特に、ステンレス無垢削り出し075ホーンは、センターイコライザー、ホーンともに、ダイアフラムへの設置面形状と角度が、押さえつけすぎず、伸びやかに音が出るような特徴があります。つまり、ここもJBL純正の075とは意図的に設計を変えています。

再着磁・・・30,000円/本(税別)
金メッキ端子交換・・・23,000円/ペア(税別)
ステンレス無垢削り出し075ホーン換装・・・96,000円/ペア(税別)
http://jbl43.com/?pid=12738210

豪勢なアルミブロック削り出しシャーシをベースにマウントした新設計クロスオーバーネットワークは2.8kHzでクロス、しかし敢えてハイカットはせずにD130はダイレクトにパラレル接続です。D130はリコーン時に極めて慎重なギャップ調整を施しているため、大入力でもストレスフリーでパーフェクトな鳴り方をします。こちらはネットワークを経由させない構成で全帯域信号が入力されるフルレンジとして機能します。すなわち、この調整如何で音質は、ほぼ決まるのです。

コンデンサーには、ドイツ・ムンドルフ社のオイル真空含浸・銀/金蒸着である最新高級品、MCap EVO Silver/Gold/Oilを採用。情報量の多さと繊細な表現が約束されています。フィルター用コイルには、オリジナル製作の純銀単線エナメル巻オリエントコアコイルを採用しています。レベル調整用アッテネーターもトランス切り替え式となります。抵抗式アッテネータでは実現できなかった、高忠実度再生が可能となりました。大型ミルスペックの9ステップ(2dB刻み)切り替えスイッチとの組み合わせでステップ切り替えのアッテネーターを備えております。これが、ネットワークを介していながらマルチアンプと変わらない鮮明度を維持できる秘密です。配線材に用いるテフロン銀メッキ配線は+30万円で4N純銀単線バージョンへとアップグレードも可能。

張り裂けんばかりのベース音はリブなし軽量コーンを強力アルニコマグネットでドライブできるD130ならではの音質です。後に4343や4344に使用されるようになったウーファーユニットは、低い周波数帯域を稼ぐために、コーン紙に質量を多く与えています。従って、低域の伸びはあっても、切れのある音は不得手になってしまいました。その点、 一瞬でドスッっと鳴ってピタッっと止まる、D130の切れの良さは、当時のランシング開発ユニットならではの持ち味です。103dBという驚異の高能率アルニコユニットがドライブする歯切れ良いボイスコイルのストロークが実現しています。

大変響きの美しいマリングレード米松合板キャビネットは、極めつけの仕上げ塗装により最終バランスが決まります。最高級ポリエステル塗装をベースに仕上げた、サテン・ブラウンの艶やかな輝き通り、奏でられるサウンドは繊細且つ目を見張る奥行き感に長けています。塗装一つで音色をチューニングできるのはケンリックサウンドならでは。決して本来の“音”を壊すことなく、品質を引上げるという高度なメンテナンスです。掲載中の動画でも片鱗は伝わると思いますが、ご来店の上で実際のご試聴を歓迎致します。遠方からでも是非、弊社にお越し頂き、その音、品質をお確かめください。楽器のピアノやギターと同じで、音の響きは塗装の出来映えに大きく左右されます。

バックパネルの鳴きやビビリの原因となるプレス製純正ローゼットワッシャーを用いることなく、木部にめり込まない真鍮無垢削りだし製作のローゼットワッシャーを採用。キャビネットから発生する異音や不要な共鳴は全くせずに、ボトムエンドからハイエンドまで、まさに楽器と化した音の出し方をこのローズはします。

足下を支える4本の脚は、特別にステンレス無垢材から切削加工して製作しました。純正脚はアルミ合金製で内部も空洞になっておりますが、ステンレス無垢製の脚は内部も充填されてます。純正脚との比較質量は3倍以上で、空洞アルミの鳴きもなく芯の詰まった音が得られます。

凝固剤や塗装により、箱の鳴きと鳴りを巧みにコントロールし、再着磁とコンマミリ単位のギャップ調整にてパフォーマンスを最大限引き出したユニットを、純度・鮮度を落とさない高品位なネットワークパーツで、マルチ駆動さながらの働きをさせた結果が、この素晴らしいローズであります。

数ヶ月に及ぶレストア行程と多くの吟味パーツとノウハウによって、まさしく生々しい出音が得られるスピーカーが完成しました。できうる限りの贅を尽くした、他所では真似ができないパーフェクトなリプロダクト・ローズです。他のローズは、古い音源の再生に関しては雰囲気良く鳴らせますが、現代ソースは、過度な箱鳴りで破綻し、高域は頭打ち、低域はコモリと詰まりを生じてしまい再現は、やはり厳しくなってしまいます。新旧どちらのソースでも、そしてあらゆるジャンルをも敏捷で重厚に気持ちよく鳴らせるローズが、やはり最高峰と呼ぶにふさわしい個体です。

【反転着磁とは】
JBLではポールピース側がS極であることが標準ですが、組合わせるボイスコイルがクロックワイズ巻きであるかカウンタークロックワイズ巻きであるか、また透磁率の高いアルミ線ボイスコイルであるか、銅線ボイスコイルであるか、そしてボビン素材(アルミボビンかそれ以外か)に応じて、より最良とするマグネット磁力線の向きは異なるため、当社で意図的にセンターをN極とすることがあります。当然その場合でもターミナルのホットとコールドは換装するため、ユニット単体で示す位相の挙動に変化はないものの、音の躍動感は俄然良質になります。このRhodesではD130、075ともに反転着磁を施した上、各ユニットの相対位相関係を全て良質方向へと整えてあります。極めて自然なつながりで理想のフルレンジかのような鳴りを示す様子は以下YouTube上の動画でも見て取れます。

→→動画を再生する←←

YouTubeでは、4K60pの圧倒的な高精細動画も再生可能。隅々まで詳細に見渡せる高画質です。再生動画右下の画質選択で「2160p60 4K」を選択。

YouTube動画1
YouTube動画2
YouTube動画3
YouTube動画4
YouTube動画5
YouTube動画6
YouTube動画7
YouTube動画8
YouTube動画9
YouTube動画10

下記にて特大画像をご確認いただけます。どこを見渡しても美しい仕上がりです。

Rhodes 特大画像1
Rhodes 特大画像2
Rhodes 特大画像3
Rhodes 特大画像4
Rhodes 特大画像5
Rhodes 特大画像6
Rhodes 特大画像7
Rhodes 特大画像8


【製品仕様】

型式バスレフ方式フロア型
ユニット低音用:D130
中高音用:ホーン型(075)
許容入力(IEC)120W(IEC)
クロスオーバー周波数2.8kHz
寸法(W×H×D、mm)917×745×430
重量(1台)60kg


付属品、状態について

新品製作品ブラウンカラーグリル2枚付属

スピーカーには後述の内容が施してあり、外観、性能ともにパーフェクトです。

ケンリックサウンドで行うメンテナンスについて

オークションや中古ショップで、価格が安いという理由だけで状態が芳しくない個体やジャンク品を入手されて、ご自分で修理する費用が予想以上に発生したり、思わぬ不具合に当たり修理不能だったなど、苦い経験をされたことはありませんか?

例えオーディオ店で扱われている品物でも、キャビネットの傷や付属品の不足が激しいなど、決して良質とは呼べないものも多く見受けられます。

ケンリックサウンドでは、JBLスピーカーのメンテナンスとして基本的なウレタンエッジ交換に始まり、キャビネットのクリーニング、またはツキ板交換、アッテネーターのクリーニング、または新品交換や、ユニット内部、ネットワークの点検、欠損パーツの補修、そしてオプションサービスでのオーバーホールから、カスタムメイドまで・・・、末永く今後も安心してお使い頂けるように万全の整備体制を整えてメンテナンスに臨んでおります。ここまで細部に至るまで手をかけられるのは、JBL43XX専門店のケンリックサウンドだからできるサービスです。

ご予約による販売も承っているため、メンテナンス完了してもウェブサイトに紹介されずに直接お客様の元へ渡っていくスピーカーたちが増えています。ウェブサイトだけを頼りにお待ちいだいる方にはご不便をおかけして申し訳ありません。

この商品に施されたメンテナンス内容

・JBL D130、075、S/N反転再着磁

・JBL D130リコーン、金メッキ端子交換

・JBL 075分解清掃・調整、KRSオリジナル設計ダイアフラムへ交換、イコライザーはステンレス無垢、金メッキ端子交換

・完全新設計ネットワーク:コンデンサー(Mundorf MCap EVO Silver/Gold/Oil)、純銀単線エナメル巻フィルターコイル

・アッテネーターは9ステップ、トランス切り替え式

・バックカバー固定ボルト用ワッシャーに真鍮無垢ローゼットワッシャー採用

・キャビネット新品製作(マリングレード米松合板仕様)、最高級ポリエステル塗装

・新品吸音材、新品製作品ブラウンカラーグリル

・音響特性チェック・エージング鳴らしこみ


上記ではご説明していない本商品に施された細かなメンテナンス工程が他にもいくつかございます。大きな要素ではなくても、古いスピーカーを蘇らせるには欠かせないポイントなのです。

ケンリックサウンドのスピーカー保証

ご購入から原則1年間の保証がつきます。保証期間を過ぎても専門店ならではのパーツ完備により、あらゆる修理・補修に柔軟に対応いたします。JBL社で取扱中止となっているパーツでも当店が保管しているものも存在します。

JBL43シリーズを常に多く手掛けておりますので、後々の下取りアップグレードでも大いにお力になれます。4343からダブルウーファーの4350へ下取り差額交換されたり、引っ越しに伴いスピーカーの縮小化などでも、適切なモデルのご紹介が可能です。

ウレタンエッジの寿命(一般使用下にておよそ10年)が訪れても当店でエッジ交換を承れます。専門店ならではの安心感は価格を超えた付加価値です。

ご不明な点がある場合は

当店ウェブサイトのQ&A よくある質問をご覧いただくか、メールまたお電話(03-5948-6056)にてお問い合わせください。スピーカーをご購入いただいた世界中のお客様からコメントと画像をお寄せいただいく「お客様の声」コーナーもご参照ください。

発送方法

提携輸送会社によるお届け。ケンリックサウンドでは全てのスピーカーに専門家による重梱包を施します。梱包費用+送料は全国一律28,000円です。

お支払方法

現金、銀行振込、クレジットカード決済、アプラス、ジャックス、オリコのショッピングクレジット(ローン決済)もご利用可能です。最長84回払いまで対応いたします。事前にお問い合わせください。
送料・・・配送方法選択時は「ヤマト運輸」をお選び下さい。
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